ペルーでコロナウィルスによる、ロックダウンが始まったのは、2020年3月16日からです。

 

  • ロックダウンは、ペルーでは、「Cuarentena(クアレンテーナ)」と呼ばれている(3月16日-6月30日までの、合計107日間がロックダウンの期間)

 

現在の状況

現在8月1日からロックダウンが、再び再開されました。
ペルーの1日の感染者、死亡者数は、日本の比にならない程、深刻な状況のため、その現状を重く見たペルー政府が、ロックダウンを再開させました。
経済活動も自粛自粛になっていたので、治安の悪化が起こるのではないかと、少し不安です。

 

ペルーでの初めてのコロナウィルスの感染例は、3月6日にヨーロッパを旅行していた、ペルー人の男性でした。
 

ペルーでロックダウンが起きたときの状況について

過去の経験談(自分)

このとき、僕は、家族皆で夕食を楽しんでいました。
ふと、テレビを付けると、ペルーのビスカラ大統領がテレビに映りました。
大統領は、「本日からロックダウンを開始する」と、突然発表したので、かなり驚きました。飛行機もその日の内に、搭乗券が購入出来なくなり、ペルー国民は、困惑したと思います(僕はもっと困惑しました)。
国境封鎖も起きていたので、かなり大変な状況でした。

 

日本でもニュースになりましたが、日本人の観光客の方々が、ペルーで足止めになりました。

僕の場合は、元々ペルーに住んでいるので、大丈夫でしたが、足止めを食らってしまった日本人の方々は、本当に大変だったと思います。

 

当時の思い

このロックダウンがいつ終わるのか、毎日不安な気持ちで過ごして居たのを覚えています。
そして、いつロックダウンが解除されるのか?いつコロナウィルスのワクチンが完成するのか?僕は日々悶々とした気持ちで、ペルーで過ごしていました。

 

  • ペルーのレストランも全店休業

 

どのお店もシャッターで閉まっている状態を見ると、異様な雰囲気でした。

 

ペルーの感染・死亡者数について

ペルーの感染、死亡者数は、世界から見ても、かなり深刻だと思います。

下記に日本とペルーのコロナウィルスの感染者数、死亡者数、回復者数について記載します。

 

感染者数 死亡者数 回復者数
ペルー 733 860 30812 573 364
日本 76571 1468 67831

※2020/9/15、18時現在(ペルー現地時間)、下記のWebサイトより情報を引用しました。

 

Casos en el Perú
Pruebas Confirmados Recuperados Fallecidos
3552710 733860     573364     30812

感染確認  重症 死亡  退院
7万6571人  174人 1468人 6万7831人

ロックダウンが起きて変化した事

下記にロックダウンが起きて変化した事を記載します。

変化した事について

  1. マスク着用義務化
  2. 消毒や検温をする、お店増加
  3. 家庭によっては、家の中を土足厳禁(日本形式)
  4. ソーシャルディスタンスを重要視(日本でも3密が大事にされてますよね)
  5. 仕事や学校がリモート化(これも日本同様ですね。こっちもZOOMのアプリを使用しています)
  6. 病院は緊急以外は、外来が難しい
  7. 簡易版の手洗い場を設置
「変化した事について」下記で説明していきたいと思います。

①マスク着用義務化

外出する際は、マスクを必ず着用しないといけなくなりました。

 

  • マスクをしていないときに、警察官へ抵抗した場合は逮捕される

 

逮捕されると聞くと、かなり厳しい様に感じますが、これも国を守るためなので、しょうがないと思います。

 

ペルー国民の変化

ちなみにペルーに2年以上住んでいますが、マスクをしているペルー人の方を見た事がありませんでした。
ロックダウンが始まってから、マスクをしているペルー人の方を初めて見たときは、かなり衝撃を受けました。

 

ただ、それにより、コロナウィルスの深刻さを再認識しました。

 

②消毒や検温をする、お店増加

ペルーの各お店で、検温や手の消毒、身体全体の消毒などを受けないと、お店に入れなくなりました。

上記の写真の様に、警察官の方が、反対方向※からお客さんが入らない様に見張りつつ、体温を測っています。

 

  • ペルーの警察官の方も、勤務中にコロナウィルスに感染して、亡くなっている

 

 

大きなお店になると、一方通行でしかお店の中を歩けない様になっています。

 

③家庭によっては、家の中を土足厳禁(日本形式)

家庭によっては、日本の様に土足で家に上がらなくなりました。

 

  • 他の病気の予防にもなる

 

なにより僕は、日本人なので、この習慣に親しみがかなりあります。

 

自分の予防方法

僕は、外で食品などを購入した後は、必ず靴を脱いで、玄関の前で身体全体をアルコール消毒した後に、手をきちんと洗って、シャワーを浴びる様にしています。

 

④ソーシャルディスタンスを重要視

ペルーのお店では、ソーシャルディスタンスを重要視しています。

 

ペルーのお店の対策

お店の中が、人で一杯にならない様に、ある程度の買い物客の方を入店させたら、列を作って後続のお客さんをお店に入れない様にしています。
その際も1m以上のソーシャルディスタンスを大事にしています。
お店の他に、銀行や病院なども同じ取り組みを行っています。

 

  • KFCでは、1m感覚でチキンのマークを使用して、ソーシャルディスタンスを測っている

 

⑤仕事や学校がリモート化

仕事や学校がリモート化になりました。

 

  • 日本の「仕事場」や「学校」と同じ

 

主にZOOMを使っています。

 

過去の経験談(自分)

僕も4月にペルーの大学の授業があったのですが、その授業の形式は、リモートで行いました。
対面授業とリモートだと勝手が違うので戸惑いましたが、なんとかやりました。

 

⑥病院は緊急以外は、外来が難しい。

これは、非常に難しい問題に直面しています。

 

  • 体調が悪くなったときに、病院に行けない事は、厳しい状況

 

余談ですが、ペルーでは、かなりの人数の医師の方が亡くなっています。

 

Al menos 125 médicos peruanos han muerto por coronavirus,

 

この記事は、2020年8月13日の記事で、「ペルー国内で125人の医師の方が亡くなっている」と書かれています。

 

⑦簡易版の手洗い場を設置

 

比較的大きなお店には、この上記の画像の様な「簡易版手洗い器」があります。

この写真上では、写っていませんが、足場にペダルがあり、そこを足で押すと水が出る仕組みです。

 

ロックダウンでどの様な処置が取られたか

コロナウィルスによる制限処置(2020年3月のロックダウン時)

  1. 外出制限令(午後8時から午前5時まで)
  2. 外出は、家族から一人のみ
  3. マスクの義務化
  4. 行動制限(薬、銀行、病院、食品以外は外出不可)
  5. 日曜は、(4)の理由があっても、外出不可
  6. 公共のバスは、全面禁止

 

ロックダウンが起こった、2020年3月16日には、上記の様な制限処置が行われました。

今現在は、一部を除いて上記の様な処置は、ペルー国内で取られていません。

 

最後に

また何か皆さんにペルーの状況をお伝えできるニュースなどがありましたら、どんどん記事を更新して行きたいな思います。

 

また、宜しくお願い致します。

 

タキータ

 

おすすめの記事