こんにちは、タキータです。
今回は、2020年2月10日に、ペルーのプーノのお祭りに参加したときの話です。トップの写真は、お祭りに参加した日の翌日(2020年2月11日)に撮影しました。このゴリラの衣装の他に、色々なペルーの伝統的な衣装を纏って、踊り歩き続けます。
このお祭りは、「ビルヘン デ ラ カンデラリア(virgen de la candelaria)」と呼ばれていて、プーノで毎年行われている、ペルーで有名なお祭りです。今回は、僕がそのお祭りに参加したときの感想、思った事を書きたいと思います。
歴史
このお祭りは、そもそも「カンデラリアの聖母の祝祭」です。プーノの人々は、街中を踊ると同時に、このマリア像を担いで、プーノの市内を回ります。
そもそも、なぜ、「カンデラリアの聖母像」を敬っているのかと言うと、「昔、侵略をしてきたスペインに対して、ペルー国民が国を守るために、立ち上がりました。その戦争の際に、ペルー人は、スペイン人からペルーを守ろとしましたが、圧倒的数に勝る兵隊を持っているスペイン人に、敵いませんでした。そこで、プーノの都市で、ペルー人達が、マリア像(カンデラリア)に祈りました。すると、スペイン人達は、プーノを去っていた」とゆう伝説があるためです。
そのため、プーノの人達にとって、このマリア像はとても重要なのです。
日程
毎年1月24日から2月13日にペルーのプーノで実施されます。
プーノのスタジアムでもショーがある
上の写真は、僕がスタジアムで2020年2月9日に撮影した写真です。
場所は、「Estadio Enrique Torres Belón」とゆう所です。チケットを購入して、当日中に入る事が出来ます。VIP席は、一人120ソレスです。
50以上あるグループが、それぞれのダンスを観客の前で披露します。とても迫力のあるダンスと音楽で、テレビの取材も来ています。余談ですが、このダンスのショーは、コンテスト形式になっていて、どのグループも優勝するために切磋琢磨しています。
時期が合えば、プーノで見るべきお祭りの一つだと思います。
感想
プーノのお祭りに参加して感じた事
- 観客の人達が優しい
- 達成感がある
- 日本人として、このお祭りに参加出来て良かった
下の記事に、詳しく書いていきたいと思います。
①観客の人達が優しい
踊っている最中に、身体が疲れて、辛くなる事がありました。ただ、そんなときに、現地の人達から、声援を掛けて貰ったり、水を配ってくれる方も居て、優しい人が多かったです。とゆうのも、踊っていると尋常じゃない位、疲れてくるので、最後は気力で踊っている感じです。ですので、こう言った小さな事でも、最後まで踊ろうとする助けになります。例えると、「箱根駅伝」で走っているランナーが、観客からの声援で、もっと頑張ろうとするイメージです。
あと、踊っている最中に、写真を一緒に撮影して欲しいと、頼まれることが何回もありました。
②達成感がある
このお祭りに参加した後に、凄く達成感がありました。なぜなら、プーノの街を、伝統的な衣装を着て、踊って、歩き続けるからです。これだけ聞くと、それだけで、「達成感あるの?」と思うかもしれませんが、あります。ちなみに、上に貼り付けている写真が、僕です。
とゆうのも、この伝統的な衣装は、かなり重く、踊っていると途中でズレてきて、凄く肩が痛くなるんです。途中で、留め具をしっかり固定し直してもらってから、踊ったのですが、またズレてきます。これが、もの凄く痛いです。
尚且つ、プーノの街を3km以上を踊りながら進まないといけません。これが非常に大変で、プーノの街は、標高が日本の富士山よりも、高いです。そのため、踊っていると、だんだん呼吸が荒くなってきます。僕は、最後まで踊り続ける事が出来ましたが、人によっては、高山病に気を付けないといけないと思います。
観光地であるクスコ(標高3,400メートル)やティティカカ湖畔のプノ(標高3,850メートル)などの山岳地帯は極めて高度が高く,高山病に対する注意が必要です。
③日本人として、このお祭りに参加出来て良かった
僕は、地元のプーノの人から、「日本人でこのお祭りに参加したのは、君が初めてかもしれない」と言われたからです。海外の違う国のお祭りに、日本人として、初参加出来た事は、今でも誇りに思っています。
余談ですが、会社員時代は、2月の時期に、冬休みを取得出来なかったので(基本年末から年初でした)、もし会社員を続けていたら、多分一生このお祭りには参加出来なかったと思います。そのため、日本人として、初めて参加出来て嬉しかったです。
後、このお祭りの後に、なにか力(パワー)を貰った感じがしました。プーノは、自然に囲まれており、尚且つ、人がたくさん集まっているので、良いエネルギーがあるのかもしれません。これは、私の感覚なので、なんとも言えないのですが、そう感じました。ちなみに、このお祭りは、2014年に「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されています。
最後に
今回は、これで終わりたいと思います。
また、よろしくお願いします。
タキータ